かえりたい
ふいに思うことがある
それは何処か胎内回帰のそれに似て
アナタに触れるたび
アナタが泣くたびに
アナタがその内に女としてのそれをはらむ
その事を思い知らされる
いっそ
アナタのナカへと
このタマシイを沈められたなら
ボクは
アナタと共に
生き続けることが出来るのだろうか
この冷たい
それでも
アナタがいとおしいと言う
鋼鉄のカタマリから逃れて
再び暖かな肉へと
この身を変えられるなら
それがアナタを
姉から母へと
変えてしまう事になるのだとしても
ボクはアナタをそこから
オンナへと解き放つに違いないから
アナタが笑うたび
アナタが名を呼ぶたび
その アイを感じる
そのたびにボクは
ただただ 思うのだ
カエリタイと アナタのモトへ ソノカタワラへ