『なんじゃこりゃ』
「兄さん」
「ああ?」
「なんですかこのジャックオランタンの山は」
「可愛かろう」
「……ああもうまた無駄な買い物をして、判ってるのねぇこうやって訳の分からない買い物し続けてると何時か破産するんだってあれほど言ってるよねボクは!この歳で自己破産なんて冗談じゃないよ!」
「……南瓜じゃないぞ、これ」
「ドコをどう見たって南瓜じゃないか!このフォルムといい綺麗なオレンジといい!くり抜いた残りは何処やったんだよもう仕方無いからそれでパイでも作るからきりきり洗いざらい全てボクのテクで白状させる!」
「南瓜じゃねぇって…」
「へ?」
「錬成してつくったもんだから、くり抜いてもいないし残骸もない。それはただの南瓜型提灯だ」
「……して、その材料は」
「聞いたらきっと後悔する」
「……は?」
「きっともの凄く後悔したくなる、それでも聞くか?」
「てゆーか何材料にして作ったって言うのさこれ!!!!」
『電波。豊穣祭』 2005.10.7
口では言えない何かが主な成分(笑)
『策略か優遇か』
「万聖節ってのがあってな」
「うん」
「本来は諸聖人や殉教者を奉るっツー宗教色が強いものなんだが、現在ではそれも薄れて子供がお化けやら物語の主人公やらの仮装をして近所の家を回って
Trick or treat!と言いながら菓子を貰って歩くと言うイベントに変わった…と言うのがハロウィンだ、判ったか?」
「……ようはまぁ、秋の夜長の仮装祭ってことかな?」
「間違ってるよーな合ってるよーな……」
「それよりさ、この場合のTrick or treatって直訳の意味じゃないよね」
「ああ、お菓子くれなきゃイタズラするぞ!だったな確か」
「じゃあ兄さんだったらTrick and treat!かな?」
「……なんだお前、兄ちゃんはそんなに無節操じゃありませんよ?そう言うお前だってあまり変わりゃしねぇだろが」
「ボクは違うよ?」
「あんだよ」
「美味しいお菓子を沢山あげる、だからアナタに悪戯させて、に決まってるだろ」
「……菓子なんざいらねぇから悪戯すんな……」
『電波。豊穣祭』 2005.10.7
そのお菓子は本当にお菓子なんですかあるほんす君……(汗)
『夜長ですから』
「………アル」
「何、兄さん」
「お前にはどーでもいいことかもしれないがな」
「だから、何?」
「オレの髪をキッチリ上げて巻き毛まで作ってコルセットまでつけた上にドレス着せてヴィクトリアンスタイルにするんじゃねぇこの木瓜茄子!!!」
「いいじゃないか秋の夜は長いんだから脱がすの手間かかる服で楽しんでも!!!」
『電波。豊穣祭』 2005.10.7
……オチがない……_| ̄|○
『秋葉原と池袋の大きな違い』
今目の前に立つ大切な友人であった筈の存在が、あと一歩踏み出す事でその関係と繋がりを変えてしまう事になるのだと、改めて思い知らされそれでもそれを止める事の出来ない己のこの感情の存在に、僕はただ呆然とする。
止めないぞ、と肩をつかまれ耳元にかけられたその息の熱さにくら、と意識を持って行かれながら僕はただこくりと頷きその肩に頭を預けた。
触れた部分から伝わる、その思いがけない体温の熱さにただ、知らない筈の身体が疼く。
「……にーさん、またBL書いてる」
「っっのあぁぁぁぁぁ!!!!お前入る時はノックしろとあれほど!!」
「したよ、気が付かなかったのはそっちだろ。つーかさイベントまで時間あるんだから毎夜毎夜書いてなくてもいいだろまだ」
「うるせぇ、早割使うんだよ!ツーか何の用だ」
「ねー兄さん、男性向けエロ書く気無い?」
「は?」
「今度さ、ボクの今ハマってるマンガのアンソロをラッセルが出すらしくてさ」
「いやだ」
「まだ何も言ってないのに……」
「それの執筆者募集してるからオレに書けってんだろ?やだよ女の喘ぎや濡れ場とかエロ擬音なんか書くの」
「そう言わずにさー書いてよー見たいなぁ兄さんの書いたコ○○ナとかリ○○ラとかユ○子○ビ子とか」
「冗談じゃねぇ、そのジャンルで書くならア○神かク○○ビだ。まあどっちにしろそれを書くつもりは今はないけどな」
「兄さん、そもそもなんでヤオイばっかり書いてんのさ……」
「そんなの簡単だ」
「なんだよ」
「オレがオトコにしか興味がないからに決まっとろうが!!!」
「……聞いたボクが馬鹿だった」
「それがオレにメロメロな奴の言う台詞かこら、今夜縛って乗るぞ上に」
「是非乗って下さい!出来ればリ○○ーのコスプレして、衣装あるし!」
「ツーかマジでヤリ殺されてみるかお前……」
『電波。豊穣祭』 2005.10.7
ちなみに兄さんの書いている小説のCPはエ○○ヒです(笑)
『電波。豊穣祭』 2005.10.7
何故か同人作家エドワードに人気集中(笑)
back